この2週間マニュアルを読ませて頂き、ずっ〜と以前に思っていた事がよみがえって来ました。
本当の「躾け」ってなんだろう?って。
我が家にクー太とユキが来る前は ブルー (ハスキー・メス) を10年間飼っていました。 躾けは本やネットで調べながら行い、リードで軽く合図を送るだけで、真直ぐか、曲がるのか判断し、 また自転車での散歩も、速くも 遅くも うまく並走できる様になり、自分ではほぼ思いどおりになりました。
「待て」は普段15分程度出来ていましたが、ある時好きなおやつを前に「待て」をしたまま私は2階へ行き、そのまま、その事を忘れてしまいました。約50分程して ハッ と思い出し階下へ降りてみると、驚いた事によだれをいっぱい垂らしながら、ジッと待っていた事を思い出します。
>> 森田流犬のしつけ法のテクニック詳細 <<
「待っていたョ、もういい?」と上目使いに見上げる目は何とも愛らしく、愛しく思い、直ぐに「待て」を解き食べさせてやりました。
そんな風に、よだれをいっぱいに垂らしながら待っていたブルーに「ごめんな、よく待っていたな」とつぶやきながら、しかし心の何処かで、食べ物でこんな風に待たす事は、「本当の躾けなのか?」、「本当に躾けとして良い事なのか?」と言う微かな違和感がありました。
一緒に歩く練習をするときも、好きなおやつを目の前に、左手はブルーの左肩に添え、私について歩く様に訓練しました。 それも本当に10年と言う永い年月をかけ、愛情を込め一緒に歩ん来ました。
そしてある程度、言う事も聞き、おとなしい性格もあった事と思いますが、いつの間にか「本当の躾け」についてあまり思わなくなってしまっていました。 言う事を聞けばおやつをやらなければならないとか、ご飯も「待て」の後に与えるとか、何か命令した事に対して言う事を聞けば、物を与えると言う事が当たり前の様になっていました。
森田さんがダメ犬しつけ王選手権に出場され、とても印象に残っている事があります。
それは犬だけの部屋に食べ物がいっぱい並ぶ中、食べずに何時間命令を聞いていられるかと言う競技でした。
他のしつけられた犬達は、次々と出される美味しそうな食べ物に反応し、一所懸命誘惑に耐えようとする姿の中、森田さんにしつけられた犬だけは、真ん中にぽつんと伏せたまま、周りいっぱいに次々と並んだ食べ物には目もくれず、森田さんの言葉に従い、ただ静かに待っている姿でした。
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その競技において、「待て」は私にとって「どれだけ我慢していられるか」と言う意味でしたから、大変にショックな出来事でした。
森田さんに出会い、このマニュアルを読んで、長年思っていた「本当の躾け」とはどんな物なのか、どんな事なのか、そして愛犬にとってどうしてやる事が良いのかが、理解できた思いです。
それは、上下関係がしっかりした縦社会の中で、犬を「いっぱいの愛情で包み込み、人の愛情の中では安全で、とても心安らぐ安心できる暖かい所」と認識させる事なのですね。
命令するのにおやつなど要らない。
褒美では無く、やりたい時にやれば良いのですね。
このマニュアルを読んで以来、短い期間ではありましたが、実践してきて散歩の時など以前より引っ張らなくなり、女房は腰も大変楽になったと言っています。
もう少し時間をかけ、今度は我が家に合った中井家の「躾け」をして行こうと思っています。
そして2匹の愛犬と共に自分も成長して行こうと思いました。
森田様にはこの様な機会を与えて頂き、本当にお礼の言い様もありません。もし、クー太やユキがいつの日か森田様にお会いできる日があれば、こんな幸せな事はありません。
本当に、ありがとうございました。
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