2012/2/12
【復刻版・怪獣遊園地其の四】
ご覧頂いている皆様方、すみません。
今回も時間の関係で復刻させてもらいます。
この作品も「チン電〜」同様最初期の作品で、
ディーンジャラスなブログの復刻を
望んでいる方々には
刺激が少ないかも知れませんが(笑)
僕自身、内容、写真共に
とても気に入っているブログですので
どうしても復刻はしたかったんですよね。
ちょうど四年前だなぁ・・・
知り合いの子供を連れての
撮影でしたが、大変だった(笑)。
でも凄く良い被写体になってくれました。
「怪遊」の主演男優賞です。
当時は、色んな所に路地裏があり、
そこで遊んだものです。
表通りとは
また全く違った顔を見せてくれた空間・・・
小さい頃の僕らには、冒険心を揺さぶられる
刺激的で甘美な心地よい場所でした。
では、皆様・・・
生活で疲れ切った心を癒しに
少しの間、「怪遊」の路地裏に
遊びに来て下さい。
「路地裏の少年」(2008年2月11日掲載)
幼い頃、
そう「チン電とカステラ」の頃に
住んでいた家の周りには路地がありました。
家と家、そしてその裏へと繋がるあの路地です。
幾つもの入り口と出口があり、
大人一人がやっと通れるような狭い路地。
今ではあまり見かけなくなりました。
子供の頃、
路地で毎日のように遊んだ記憶があります。
鬼ごっこに探偵ごっこ、かくれんぼ・・・
ほんの百メートルちょっと位でしょうが、
でもその中に入ると
すごく長い迷路のように感じられました。
薄暗く狭い道が
不思議とその都度、顔を変え、
いつも僕らの冒険心を掻き立ててくれました。
本当に不思議なものです。
昨日そこを曲がった時見た風景が
今日は違う風景に変わっているように思いました。
それがまた魅惑的でもあり、
謎めいた怖さと共に非現実的な
未知への誘惑の様でもありました。
もしかしたらその路地は
本当に四次元の世界に繋がっており
純真な子供だけが
それを体験していたのではないかと
今でも思ってしまいます。
他にも理由があります・・・
実は30年以上経った今でもこの路地は
僕の夢の中に鮮明な姿で出現します。
夢の中で僕は路地を駆け回り、
そして色んな出口に出るのですが、
それぞれの出口を出ると・・
そこは忘れかけていた懐かしい場所であったり、
見た事はないのに
なぜか記憶にある不思議な場所であったり
全く未知の、
でもなぜか現存すると思える様な場所だったり
そして懐かしい人達にも
無くした物にも再会させてくれます。
でももしかするとそれはただの夢ではなく、
幼い頃の本当の記憶で、
僕らは現実にあの路地の中で
そんな体験をしていたのではないかと
ふと思ってしまうのです。
そして純粋で幼かった僕らは
ウルトラマンやサンタクロースを信じていたように
その路地裏の出来事を素直に受け入れる事が
出来ていたのではないでしょうか。
僕は三十年ぶりにその路地の前に立っていました。
でももう路地の中へは入って行けません。
大人になり余計な物を見過ぎて来た僕には
あの頃と同じ風景は見えないと思ったからです。
でももし今も同じ風景が見れるなら、
僕をこの日常から離れた未知の世界へと
連れて行って欲しいものです。
そして三十年ぶりに立ったその入り口は
今でも心焦がす様な、
とても魅惑的でミステリアスな雰囲気に
包まれていた事には間違いありませんでした。
コメントは新しいものから表示されます。
コメント本文中とURL欄にURLを記入すると、自動的にリンクされます。