遅ればせながら、大岩先輩中間発表
お疲れさまでした。
産業戦略は、本当に様々な分野の研究があるため、
技術についてあまり詳しくない私にとって、
「その研究によって達成できること、達成できる世界」が
明確に掲げられていると、
聞き手として明らかにモチベーションが上がっていました。
しかし、それが明確に掲げていられなかったり、
「現在、○○が浸透していないから、
○○を浸透させることに着目しました。」
という言い方は、もったいないと思いました。
「○○によって、実現できること」を
もっと全面に押し出せば、聞き手の興味喚起もできるし、
アプローチは違えど、「見据えている世界は、実は同じ」
となり、話が膨らむかもしれません。
また、自分の研究に対するモチベーションも
変わるんじゃないのかなと感じました。
☆--------------------------------------------☆
昨日、うれしいことに大藤先生から返信を頂きました。
大藤先生、ありがとうございます。
大藤先生が、常に一事例ではなく、
「一般例に持ち込めるのか」という点を
問題意識として抱いているということを伺い
私達も改めてその重要性を感じております。
今後、様々な製品・サービスにおいて
主張が成り立つように、研究を進めてまいります。
ご連絡ありがとうございました!!
------------------------------
そして、昨日は、大藤先生の知見を踏まえて、
以下の3点について考えを巡らせていました。
1.長野研究がどう変わるのか
2.どういうアウトプットになるのか(どういう主張になるのか)
3.今後研究をどう進めていくのか
2.について、主張そのものは変わらないと考えています。
そのため、1.と3.について考えていました。
--------------------------------------
1.長野研究がどう変わるのか については、
1.1.DICの各ボックスの内容に書くレベルの定義
☆☆☆☆新DICフレーム☆☆☆☆
理想:「目的・意義」達成のために「要求品質」を実現する
価値観:「要求品質」実現のためには、
統合化された「成果特性」に着目すべきである。
中核能力:統合化された「成果特性」
個別能力:「機能」が「成果特性」する
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
大きな変化の、一つは、
中核能力が統合化された「成果特性」になったこと
だと思います。
もうひとつは、個別能力だと考えています。
加藤研究室の認識では「機能」という言葉の網羅範囲が
自社製品から制御対象に働きかける(目的語に制御対象が入る)
までを意味していました。
しかし、QFD用語の「機能」は、
「制御対象に働きかける」部分は入らないようです。
そのため、個別能力の主語、動詞がともに記載すべき内容が
VBridgeの上の層へと移動し、
現段階では「機能」が「成果特性」する
になると考えています。
それはそれで、新たな問題が生じます。
成果「特性」というだけに、
当然表現は、「尺度表現」になります。
個別能力に記載する述語に「尺度表現」がくるのは、
なんだか、違和感があります。
「成果特性」を実現するための自社技術の「働き」が
個別能力の動詞にくると考えています。
それをこれまで、「機能」だと考えていましたが・・・
「機能」と言っては、やっぱりいけないのかな??
-------------------------------------------------
1.2.VBridgeの層の変更
品質要素の代わりに、静的特性と動的特性と成果特性を
含めたVBridgeを作成しました。
「技術」→「機構」→「静的特性」→「機能」→「動的特性」
→「成果特性」→「要求品質」→「目的・意義」
その結果、6層から8層のものになりました。
パナソニックドライヤーの魅力は、このVBridgeだと、
※機能を含めた上の5層から説明できると考えています。
(※機能を含めた上5層・・・ナノイーを放出する以降の話)
したがて、機能より下の3層は、
私の研究では、あまり着目する点ではないような気がしています。
--------------------------------------------------
3.今後研究をどう進めていくのか
DICの中核能力を先行研究より、
例えば、
自社技術と顧客ニーズの接点は、
製品開発のコンセプトは、
自社技術(の機能)によって達成できる顧客の状態である。
といったものを先行研究より引っ張ってきたいと考えています。
引っ張ってきたい主張について、もう少し様々な仮説をたてて、
どのようなジャンルの文献を探すべきなのかを考えます。
--------------------------------------------------
加藤先生、
研究室一同心配しております。
1週間の間にショックなことがいろいろありましたが、
今はお体のことを一番に考えて、お過ごしください。
先生のお体が少しでも楽になることを
願っております。

0