青春は、白菜、はクサイ、ハンカクサイ。
1980年の代々木公園で、一万の人が死んだフリ。
お祭りの名は、反核祭、オレの生まれた青森南部地方、
ハンカクサイは、ハンカクサイ。
サダム・フセインの息子が殺された
その物議、報道、うだうだいうな
今の若者に足りないもの、それは、
徹底的なこぎたなさだ。
久々に弱音を吐いてみようとおもったら、
私は、私の言葉を思い出した。
有機農法というけれど、
ずっと前から普通だったのよ。
生まれた時から回りの畑には、
ウンコがまかれていたんだから。
青春ハクサイ、ハンカクサイ
高校時代の体育の時間、
校庭の芝生で、あぐらかいたら、
ジャージのケツに犬の糞。
しばらくオレは、犬のクソと呼ばれることになる。
青春は臭い
三鷹のポルノ映画館のウンコしたけど、
水洗便所の水が流れない。
そのまんまにして去った後、
掃除に入ったおじさんが、
オドロキの叫びを放つ。
青春は臭い
童貞から逃れることができない友人は、
自分のチンポを舐めようとした。
とういうことを告白したら、
そこにいた数人は、同じ体験をしたことがある。
そんなことが判明した、学生時代の一夜。
中国雑伎団のアクロバットの女性ならば、
可能なのではないか、などと、
くだらぬ空想にうつつを抜かしながら、
オレは年をとり、
さらに、屁をひる。
青春は臭い
その肛門に手を当て、
あとで懐かしニオイをかぐ。
それはまだ真っ当で、
とんでもないことに、
己の屁を掌に蓄え、
他人の鼻におしあてる、そんな悪さをする友人もいた。
仮面ライダースナックが大流行の小学4年生の時、
教室は、屁の匂いで充満していた。
己の屁ならば、いいのだが。
他人の屁の匂いなどまっぴらだ。
青春は臭い
一ヶ月風呂に入らなかった中学2年
教室の後ろの席のオンナが
オレの方につもったフケを
ふーっと吹いたとたん
そこいらに散った花吹雪
そとは初雪がチラつくころ、
風呂に入るのが面倒くさかった。
青春は臭い
青森県十和田市三本木高校空手部、
総勢で街の相撲場へ不良グループと果たし合いに行き、
5人の徒党で、10人以上のやつらを叩きのめし、
けっ飛ばし、歯を折り、血反吐を吐かせた。
1人のアバラをオレは砕き、
ついでにそいつにションベンひっかけ、
涙流したそいつの鼻をけっ飛ばしたら、
鮮血が怒濤のごとくあふれ出し、
人非人に化していたオレは、
突如、悲しき小動物に戻った。
オレのションベンが臭いだろうとセセラ笑っていたのだが、
すでにそいつはションベンもらした。
情けない野郎だと思ったのは、
お多福みたいな顔になった一切したの不良少年、そいつではなく、
多勢で偉そうにしていたオレ自身だった。
青春は臭い
それからキミとデートしたよね中央公園。
お酒コッソリ飲んで、タバコを吸って、
手をつないで狭い街を歩いていると、
すぐに田畑のあぜ道あるくのよ。
風が吹くと、ふぅぅっと匂うのが
遠く風上に積み上げられた馬糞のヤマ。
そうやってオレは、
この臭い街から絶対出てやろうと思ったよね。
青春は臭い
初体験は悲しかった。
高校3年、一学年下の女の子。
4発やって、すぐわかれたのは、
彼女の口が臭かったから。
お前昨日何食ったの?
歯磨けよ、口すすげよ。
端正で美形の顔が台無しだよ。
匂いに対して、俺達は無言だ。
だが、そこに沈黙のの問いかけがあったはずだ。
けど、アンタのあそこ臭いわよ。
やるまえにヌいてこないで。
彼女はオレの友人を渡り歩き、
総計十人以上が、同じ体験をすることになる。
みんな臭いといったけど、
お前の方が、もっと臭いんじゃないか。
初体験の彼女を、オレは今弁護する。
すべての青春は臭いのだ。
さらに確かに甘酸っぱい。
お互いの部屋でこっそりスコスコやるんじゃなくて、
ホテルにいってシャワーがあったら、
そんなニオイはなかったのか。
青春は臭い。
青春は汚い。
そして青春は愛おしい。
きっと、
青春は発酵しているのだ。
その面白さも、悲しみも、美しさも、醜さも、
(金、権力、あるいは名誉という、)
誘惑と魅惑あふれる雑菌の数々を押しのけ、
己の脂ぎった未完成の体力、知力、精力を、
新たなカタチに変容させるための、
命がけの戦いのなのだから。
からして、
それは納豆のように、
ゴルゴンゾーラチーズのように、
一見醜く、鼻つまむべき姿と匂い。
その戦いの匂いは、
オーデコロンでも、トワレでも、
元からタツなんてできやしない。
そのとんでもない悪臭を忌み嫌い、
過去の遺物と葬り去り、
金と名誉と権力という雑菌に
うちまけながら、
オレは、大人になってゆくのだが。
18才、上京してからの1人住まいの青春は
なおさら臭い。
世田谷のアパートの入口に
新聞配達住み込みの兄貴たちが読み終えた
(あるいは見終えた)
エロ雑誌がいつも高く積み上げられていた。
そいつをくすねてめくると、
必ずグラビアがひっついていた。
おれは気にせずいつもそいつを見て、
センズリをかいていたんだが、
友人は、それこそセンズリノリにひっついたものだといった。
センズリノリをひっぺがした特別付録で興奮していたオレは、
今なら、そいつをさらに糊付けして封印したい。
だが、
1週間平気ではき続けるパンツの匂い
即席ラーメン作った鍋についた汁のワッカ
オレは臭い
本当に臭い
3日も風呂入らない、だから
パンツを煽あおるとたちこめる
あの懐かしい匂い
あんたは臭い
今も臭い
臭くて臭くて懐かしい
あいつも臭い
こいつも臭い
やっぱりアノコも臭かった
ホテルで一晩がんばってから眠った朝、
寝起きの口でディープキッスはやめてくれ。
さらに、前日の腹一杯の焼き肉がもよおし、
裸のまんまウンコをしにトイレにいくこと。
青春は臭い。
ウンコとドリアン
オナラとクサヤ
日雇いの土方と拝啓天皇陛下様
金タマにマスカット
ヘッペ野郎にボボブラジル
腐ったみそ汁
腐った卵
オレの田舎じゃ腐ったご飯を
アメダメシというのだぞ。
青春は臭い、
そして懐かしい。
日本酒を飲んだ翌朝の吐息、
カミサンが顔をそむけ、
鼻が腐ると何度もいう。
美味いものは、くさみと裏腹、
南方でドリアンをごちそうという彼らは、
決して日本の納豆を食わないだろう。
すべてのニオイの、それぞれ故郷があるのだろう。
私たちは、クサイものを忌み嫌うのだが、
そこに懐かしさを覚えるのが否めない。
すべてがウンコ、
すべてがマンコ、
オレにもチンコ、
隠しても、ニオイは消えないよ。
マリリンモンローも、マドンナも、
ミチコも、ヒロヒトも、
恋いこがれたコマネチも、
食ってるものは、一流かもしれないが、
出てくるもんは、同じクソ。
うちの娘はションベンくさい。
だけども、それがかわいいのだ。
人は生まれ、
人は発酵し、
人は腐り、
されど再生するはず。
臭い臭いハンカクサイ
臭い臭いイカくさい
臭い臭い屁が臭い
臭い臭い靴下スルメ
水虫三日でニオイで酒のめる。
臭い臭い股間が臭い
スタン・ハンセンのパンツが臭い。
臭い臭いチンポが臭い。
臭い臭いワキガが臭い。
マン●が臭い
ションベン臭い
残飯臭い
豚小屋臭い
臭い臭いクサイが死んだ
臭い臭いフセインどこだ
偉そうなアメリカ人はチーズ臭い
臭い臭い汲み取り便所
またげば極楽
落ちたら地獄
昔は残飯投げ捨てた
最近オレはオッサン臭い
二歳の娘がションベン臭い
臭い臭い国道の馬糞
あれは昭和30年代末
オヤジと一升酒飲んで、
二日酔いで朝に起きたら
自分のゲロに顔うずめてた
ああ臭い、おお臭い、
インキ臭い
シンキ臭い
ケツ臭い
青春はキャベツと焼きそばと
お好み焼きばかり食っている
青春は臭い
冬には白菜
臭い臭いあんたが臭い
臭いあんたが人間臭い
臭い臭い●●●が臭い
そもそも●●●という名前が臭い
オンナをふったり、ふられたり。
ふっきてみるとやっぱりバカ。
臭い臭いバカ臭い
バカにつける薬はないが、
そんなバカでも風邪を引き、
食らえ、オレのクソ!