<10月15日の日記>
水上勉の作品は過去に「雁の寺」や「越前竹人形」、「ブンナよ、木からおりてこい」くらいしか読んだことなかったのですが、今回、お客さんに御紹介頂いた「男色・好色」を読んでみました。
ただこの本、手に入れるのに少し苦労しました。
何軒か書店を回ったのですが置いてないんですよ(>_<)
と言うのも、角川文庫から文庫本で出ていたのですが、既に廃刊になっていて、文学全集でも買わない限り新刊では手に入らないのです。
で、今回、初めてインターネットのアマゾンを利用して購入。
勿論、新刊は出てなく、古本です。
因みに、お値段9円でした(送料340円)(^o^)
「男色(「なんしょく」でも「だんしょく」でもなく、わざと「だんじき」と読ませてます)」は作者の体験談に基づいて書かれており、作者が博多のゲイバーで偶然、出会った雅美という美貌のゲイボーイとの交流を通して、少年時代に京都の禅寺(孤峯庵とされていますが、内容からして足利氏の菩提寺、等持院のことか?)で小僧をしていたときに、兄弟子の見習い僧承石に男色行為を強要されたことを回想するという作品です。
水上勉も少なからず男色に興味があったのでしょうね。ゲイの生態(?)がなかなか上手く描かれています。
冒頭の部分などゲイ雑誌の小説顔負けかも?(^o^)
興味のある人は読んでみてください。
ただし、一般の書店では手に入りにくいと思いますが・・・(^^ゞ

31