■鳥のトレーニングをする前にトレーニングの練習をしてみましょう。
「シェイピングゲーム」というのがあります。
これは人間が二人組で動物役とトレーナー役になり行う、
トレーニングの仕組みを知る楽しいゲームです。
これをアレンジした「目隠しシェイピングゲーム」をトレーニングを始める前に是非試してみてください。
【準備】
動物役の人:タオル、手ぬぐい、アイマスク等で目隠しをする
トレーナー役の人:クリッカーを持つ(なければ音の出るものを使う)
目隠しをするので、転んだりしないように危ないものは片付けましょう。
【ルール】
*動物役の人がふさわしい行動をしたときクリッカーが鳴る。
*トレーナー役の人は、言葉をかけたり、身体を触って誘導しない。
*動物役の人もしゃべりません。
*動物役の人がどんなことをしても馬鹿にしたり、笑ったりしないこと。
*動物役の人が思うように動いてくれないときは、
一つ一つの課題が難しすぎるのかもしれません。
もっと、ステップを小さくして、わかりやすくしてあげましょう。
*動物役の人とトレーナー役の人は交代してやってみましょう。
【やり方】
1.トレーナー役の人は、動物役の人に何をやってもらうかを考えます。
例えば、壁のスイッチを押す、眼鏡をかける、椅子に座るなど
(やってもらうことは、動物役の人には内緒です)
2.トレーナー役の人は、動物役の人がどうやったらそれをできるか
イメージします。
例:壁のスイッチを押す行動をシェイピングする
歩く動作をしたらカチッ
→壁の方に向かったらカチッ
→壁にさわったらカチッ
→スイッチの方に手を伸ばしたらカチッ
→スイッチにさわったらカチッ
→スイッチを押したらカチッ 完成!
3.スタートラインに動物役の人を誘導します。
4.トレーナー役の人は、動物役の人にスタートを伝えてください。
5.動物役の人は、スタートの声を聞いたら何でもいいので動き始めます。
そのうち、カチッという音が聞こえてきます。
思うまま動いてください。
6.トレーナー役は、動物役の人が目的の行動に近い行動をしたら
クリッカーを鳴らし、最終的な行動を形作っていきます。
どちらの役もやってみることをおすすめします。
うまく進まないときは、「動物役のせい」にせず、やり方を考え直してみます。
どうしてもうまくいかないときは、スタートラインに戻ってもらってやり直してみます。
うまくできたときの動物役の人の感想も聞いてみると面白いと思います。
トレーニングを始めると、ついうまくいかないのは「鳥のせい」だと思いがちなのですが、このシェイピングゲームをしてみると自分のクリッカーを鳴らすタイミングがいかに大切かということがよくわかります。
また、多くの人がトレーニングは「苦行」だと信じています。残念ながらいくら楽しいと言ってもなかなか信じてもらえないのが現実です。論より証拠で、是非、体験してみてください。家庭で、職場で、学校で。どこででも、やってみることができます。
上手にトレーニングするコツはこちら。人も鳥も同じです。

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