十月一日、いつものように帰港したら、実家からオレのケータイに電話があった。なんの用かと出てみたら、「今、自転車で日本一周してる人がお前を訪ねてくるみたいなんだけど、誰さ?」「松浦さんの家に訪ねてって、その旅人が自転車旅行したコウキという人を探しているって言ってて、それならたぶんここだと思って、松浦さんがうちに電話してくれたんだけど…、これからとりあえず昆布番屋に来るみたいだから、来たら連絡するからね。」とのこと。んっ!?だ、誰じゃ?!知り合いなら事前に連絡くれるはずだし、たとえblogを見てくれている方でもコメントぐらいくれるはずだし……まったく見当がつかないまま帰宅し、実家からの電話を待っていた。すると、夕方に電話がきた。「今、コウキを訪ねてきた人番屋に来たから電話代わるから〜♪……」一体誰なんだろうと思いつつ、電話の声が母から旅人に代わり、「もしもし?突然ですみません!実は僕、自転車で日本一周してるモノなんですけど…、狩勝峠で“北海道の浪花さん”っていう方とお会いして、自分の旅を
伝えたら、知り合いに同じことしたひとがいて、“羅臼の西村コウキ”っていうひとだから会っといで。って言われたので、町で聞きながら来たんですけど…、ホント突然ですみませんっ!」あまりに変則的なアプローチにビビりつつも、話しが見えたことで一安心したオレは、彼に会ってみたくなり、「あぁ♪浪花さんが紹介してくれたんだね、んじゃ家で待ってるから戻ってきたら連絡してよ!」と、その彼と会う約束をした。しばらくすると彼から電話があり、道路で待っていたら現れた。ちょっとボリュウムのあるくりくり頭にオレと似たヒゲのライン(笑)…、いかにもな感じで自転車に跨った彼と挨拶を済ませ、自宅へ招待した。シュンスケ君、28歳。住まいは熊本県で、家を出発してから主に太平洋側を北上して、途中、北海道帯広で畑のバイトを10日間ほど経験し、約二ヶ月半で羅臼入りしたという。狩勝峠での浪花さんとの経緯を聞いてちょっと驚いた…。たまたま頂上で少し話しただけで、浪花さんは自分の名前とオレの名前と羅臼ということを伝えて
、ただ「会ってきな」と言い残し去っていったという…。た、たったそれだけ!?その後シュンスケ君は「羅臼ニシムラコウキ…羅臼ニシムラコウキ」と忘れないように記憶しながらこっちへ自転車を走らせ、だけど、いつの間にか彼の中で「羅臼ニシムラコウキ…羅臼ニシムラコウキ…羅臼松浦コウキ…」になってしまい…(爆)、それで羅臼入りしてから、「松浦コウキ」という架空の人物を訪ね回ったらしい。松浦さんを訪ねた時も、「松浦コウキさんのお宅ですか?」「そんな名前のひと家にいないよっ!!」と相手にされなかったようで(そりゃそうだよ…)、それでも事情を説明して自転車日本一周というキーワードと“コウキ”で、ピン!ときた松浦さん、うちの実家に電話をくれて、ようやくシュンスケ君はオレの居所をつかんでくれた(笑)。でも、たとえ同じ旅をしたとはいえ、普通は相手がどんな人間かもわからずに、住んでる町と名前を告げられ「会え。」と、これまた見ず知らずの人間に言われても……、みなさんならどうします?いくらオレでも
探し出してまで会う気持ちになれるかどうかは、かなりアヤシイですけど…(笑)。もちろんシュンスケ君も同じように自転車で羅臼入りするまで考えた、と言っていました。数件訪ね回り、これでダメなら諦めようと入ったとこが、松浦さんだったそうです。家では途中食事に出掛けたのも含め、いろいろな話しをしました。彼が以前勤めていた職場の人間関係、もちろん今までの旅の道中や人との出会いのわりと深い話し、現在日産サファリの似たような改造をしている車を所有していて、以前は“ジープ”に乗っていたという共通点など、ここでは書ききれないほどに話題が尽きず、あっという間にオレの起床時間がきてしまいました…。前もって、「今夜は家に泊まっていきなよ、オレは11時過ぎには仕事に行くけど、シュンスケ君は朝、好きな時間に出発していいから」と、告げてあったので、少ない時間ではあったけれど、とてもいい出会いをさせてもらうことができた一日でした。早ければ今週中に宗谷岬に到着すると思います。とりあえず今日はここまで。実は今
日の休日、羅臼岳(正確には三ツ峰登頂)MTB登山だったんです。また今夜も11時過ぎに起床なんで、少し身体を休めます…(今現在、睡眠時間5時間を切ってます)。。ps:onサン、ちはるサンお疲れさまでした☆実はアドレスが登録されていなくて連絡ができません(>_<)よろしくお願いします♪ 画像:熊本青年シュンスケ&人力魂のツーショット☆彼のキャラはみなさんのご想像通りかと…(笑)長々と拝読ありがとうございますm(__)mではまた☆


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