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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com
2015/5/30 | 投稿者: komori

書くべき事柄が色々あったであろう5月も、どうにも筆を取る手の重いまま過ぎ去ろうとしているので、こりゃいかんと重い腰を起こす。重大なことのひとつにはまず大森靖子&THEピンクトカレフの活動が終わった。満天の打ち上げ花火のようなライヴだったと思う。活動の中でのベストアクトだったであろう。何も言い残すことはないです。前の投稿のタイトルじゃないけど、ギターですべてをやれた。それは言語のコミュニケーションを超えた崇高な行為だったように思える。遅ればせながらこの場を借りて、オーディエンスやメンバー、スタッフに、本当にありがとう。お世話になりました。大森靖子さん、ありがとう。元気な赤ん坊を産んでください。

で、その翌日己のこのバンド活動の中でも最重要な存在であった盟友Paradiseが、終わった。既に終わっていたのだけれど。サポートメンバーを加えたラストParadiseの演奏は素晴らしかったが、それは最早Paradiseではなかったかのようにも思えた。最後の最後にまさかのカバー、マイ・ジェネレーション、なぜ?と一瞬思ったが、その良い意味で呆気ない幕引きは、いかにも呼詩らしかったし、感傷を持ち込み挑んでいた自分がアホらしくさえなった。どこまでもロックバンドだった。その日ドラムの座には座らなかった萌くんは実は来ていた。後ろの方でこっそり観ていて、誰とも逢わずに帰って行ったが、来ていたことはばればれだったのはまた萌くんらしかった。話は、しなかった。その数日後、歌舞伎町の路上で偶然徘徊している呼詩に逢った。他愛無い話をちょこっとして、奴は新宿の雑踏の中に消えて行った。さようならParadise、とふとその時、ライヴの時以上に思ったのはなぜだろう。世話になった。世話をしたのかも(笑) もうあんなバンドは出てこないんじゃないかな。どうだろう。どっちでも、いいか。出逢えたから。ありがとう、Paradise。

壊れかけのテープレコーダーズはまだ続いている。この5月で結成8周年を迎えた。先日長い付き合いの撃鉄やオワリカラと久々に共演出来たのは、実に刺激的な出来事だった。なんとなく、こう年を経ると別れの数というものも増えてきて、急に心細くなったりもするものだが、彼等の野性味溢れるGIGを観て、2009年、2010年の頃の熱、それは決して懐古的なものではなく、あの時はじめたての連中が放出した熱ってのは、まだ冷めちゃいないんだということを再び確かめられた。

ということで、明日壊れかけ結成8周年企画、念願のテニスコーツさんと2マン、よろしくお願い致します!


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2015/5/5 | 投稿者: komori

…とは、西宮灰鼠さんのことばだが、ここ数日のうちにいくつもの素晴らしいライヴを観る機会に恵まれ、自らが音楽というこの崇高な瞬間芸術を選んだこと、それがまた嬉しく、誇らしく思えた。演奏の瞬間や、音が鳴っている時のその事実の中に、すべたは集約されている。僕らの持つ意味作用の言語の多くはそこでは無化されるだろう。裸になり、感覚に最も近付けたことばのみが、うたとしての言語となる。音の中にすべてが現出する。それを己が提示出来ぬなら、その程度の器というまでだ。

言わなくとも、鳴らされた音の方が、雄弁だ。僕らは多弁になったところで何も実を結ばないのではなかろうか。世界のざわめきを包括した静寂を聴いていたい。ありがとうも、おめでとうも、ごめんなさいも、さようならも、ギターでそれをやる。

5月になりました。今月は重大なライヴがいっぱいです。ひとつひとつ、全力で頑張ろうと思います。
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