壊れかけのテープレコーダーズ Official Web Site
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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com
2014/1/19 | 投稿者: komori

今週はなんだかすごくインプットが多い週でした。まあ、主にブラーの来日を観に行ったことが大きいのだけれども。咀嚼と消化が間に合いません。

1/13(月)
秋葉原GOODMANに久し振りにthe morningsを観に行く。直前にラリーさんの脱退が晴天の霹靂の如くアナウンスされ、現編成での事実上ラストライヴ。このバンドは周囲がどう変わろうとも、これからもずっと同じメンバーで続いていくだろうと思ってたのでショックは大きい。10周年企画や新作の制作を前に何故もう今すぐ?という話をじゅんや君とした。その内容は割愛するけれど、志が高いバンドだからこそ、次のステップへ向かうための前向きな決断だったんだなと解しました。彼等はかつてバンドのことを家族同然と言っていたけれど、家族だってやがては散り散りになるんだもんな。こういうこともあるか。ライヴはそんな脱退の話題性や感傷に媚びることなく、バキバキしてました。久し振りに観たせいか殆ど知らない曲。それが嬉しかった。ああ、この人達もまた2010年とは違う今を生きてるんだと思った。

1/14(火)
ブラーの来日公演@武道館に行って来ました。チケット取ってなかったんだけれど、朝ツイッターで流れてきた前日@Zeppの神セトリを見て、どうしても行きたくなってしまい、当日券に並ぶことを決意。極寒の中外で1時間半も並んだ甲斐あって無事当日券をゲット!はじめて生で観るブラーは、予想を遥かに上回る現役感で、本当に至福の時間でした。繰り出される歴史的名曲の数々。音響が悪い、と再三言われる武道館の環境をものともせず、その緻密に構築されたポップセンスには感嘆の嵐で、2時間のライヴがあっという間でした。これが世界トップの実力か、と。以降、今週僕はすっかりブラー漬けの日々です。ブラーについてはまた後日何か書こうと思います。再結成して、新譜は出てないけれども、でも彼等にはファンが待ち望んでいる演奏すべき楽曲達、20年!の時を経ても全くもって色褪せることなき楽曲がある。それでいいんだ、と思った。THIS IS POP!

1/15(水)
U.F.O CLUBにて壊れかけ2014ライヴ初めでした。U.F.Oはこの1月で18周年。おめでとうございます!結成当初からずーっと継続的に出続けてる場所って、ここだけかもしれないな。それだけ常に刺激を提供し続けてくれる箱ということです。この日は対バンの長野から来たslumがめちゃくちゃ良かったなあ。長野って行ったことないけれど、確かにその場所でしか生まれ得ない音楽な気がする。USインディーを土着的に消化したそのスタイルは、どこかand Young…に類似するものを感じた。皆さん、是非slumお勧めですよ。2月に円盤のイベントでnestに来ますよ。僕らも今年は是非長野へ行かなきゃなあ。壊れのライヴもよく出来ました。来てくれた方、ありがとう。今年も頑張るぜ。

1/17(金)
夜、国分寺のとあるスタジオにてドン・マツオ氏のソロアルバムのレコーディングにギターで参加。メンバーは、ドンさん(Gu、Vo)、マッタさん(Key)、壊れかけ44O(Ds)、壊れかけ小森(Gu)、ソコラノグループ大野くん(Gu)、三木さん(エンジニア)、そしてムーさん(Ba)!!メンバーの誰もが事前に曲すらも知らされることなく(!)、当日ドンさんよりわたされたコードとアバウトな展開のみ記載されたメモを頼りに、なんと一晩でアルバム1枚分計8曲をレック。これは今まで経験のしたことない作業で、実に新鮮でした。メンバーの誰もが曲の完成像を知らない。ドンさんすら知らないのではないか?それは神のみぞ知る領域。その領域、バンドマジックを信じ、ひたすらに今己らがやりうるべき演奏に皆で向かい合う模様は、音楽の元来在るべき姿のような気もしました。うん、本当は至極自然で当たり前な作業なのかもしれないですな。ドンさん曰く「音楽は固まってはいけない」。これはズボンズの時からずっと彼が追い求め掲げ実践し続けているテーマですね。はて、どんな作品になっているのかな。完成が楽しみです。


ブラー2009年のハイドパーク。人、人、人!武道館でこれラストでした。やばかった。


若かりしブラー。イケメン。この曲大好き。

長野のslumの映像探したけど現編成でのが見つからなかった。是非実際にライヴ観に行ってみて下さい。






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2014/1/13 | 投稿者: komori

が、最近多いなあと、思う。周りのバンドで。(ん、何を中心した周り? まあ、いいか)

年齢的な、時期的なもの、なのかもしれない。同世代、と言うと、みんな三十路くらいの年齢になる。一旦立ち止まり、自らの人生を俯瞰し見直すような時期なのかもしれない。それも分かる。だから、好きなバンドが解散したりメンバーが脱退したりするのは、純粋に寂しいなあ、何だかなあ、とは思いつつも、そこまで感傷的に捉えないようにはしている。それは、あなたの選んだ道。が、俺は違う。やる、と。

自分にも無論、自らのバンドの「脱退」や「解散」という経験はある。大学時代2年程続けたバンドは解散した。だけれど、それが契機となり今の壊れかけのテープレコーダーズがある。このバンドを続けて今年で早7年にもなろうとしている。一度のメンバーチェンジや休止期間もなく、だ。当時はここまで続くとは思ってなかったんじゃないかな。いや、どうだったのかな。何も考えてなかったような気がする。ただ、バンドをやりたい情熱だけが燃え滾っていた気がする。悪く言えば、楽観。でも、言い方を変えれば、それは紛れもなく希望だった気もする。

大して仲の良いメンバー同士でもないし、時にはほぼ全人格否定のようなぼろ糞の言い合いの喧嘩をする時もあるが、このメンバーで衝突し合いながら作り上げる音楽は面白い、と今、僕は思える。それも明日には変わるのかもしれない。でも、今はそう思える。だから、よし。いつだって今が最先端の最新型ならよいのだ。それはピンクトカレフもそう。バンドとして過去を更新出来ているはずだ、と自負している。

大森さんが前、解散や脱退するバンドを批判し「大森靖子」は解散出来ない、ってブログに書いてたけど、確かにそうだよな。ソロでやってる人は、その選択の自由さと引換えの、責任の重圧も背負っている。例えば、よしむらひらく君とか。彼彼女等は、その名から脱退も出来ないし、まして解散なんて出来ないよね。

でも、これがまたバンドってなると話が違ってくるから難しい。あるバンマスやソングライター、とその他、っていう構図にどうにもこうにも当てはまらない生き物なのだよね、バンドって。個、を越えた集合体というか。だからボンゾが死んだ後即解散したツェッペリンの気持ちって、すごい分かる。当時のハードロックやプログレなんて、メンバーをとっかえひっかえなんて日常茶飯事なわけだけど、僕はこのツェッペリンの選択こそが、正しい、とは言わないが、在るべきバンドの姿だと思う。まあ、強いはしないですよ。ただ、自分が目指すべき、という。

まあ、でも結局去り行く人達に、何もかける声はないのだけれどもね。取りあえず、俺はまだやるぜ、というだけなのと、あと、やっぱりそれは寂しいぜ、という。

最近読んだ西田浩さんという人の「ロックと共に年をとる」って本が面白いです。解散や脱退で悩んでるバンドマンは、読んでみたら、何か発見があるかもしれないよ。(偉そうにすみません)

今日は今から久々にthe mornings観に行くけど、ラリーさん今日で脱退だもんなあ…。びっくりしちゃったよ…。
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2014/1/7 | 投稿者: komori

昨日はソロ@下北沢CAVE-BEにて、壊れかけの皆より一足早く2014年ライヴ初め。あ、でも実質的にはピントカのカウントダウンがライヴ初めではありますね…。まあ何はともあれ、また新しい年が始まったわけです。

昨日はTHEラブ人間の金田君が一ヶ月の間に書き上げた新曲のみでライヴを構成するというマンスリーイベント「月間金田康平」の記念すべき第一回に出演させて頂きました。

金田くんのファンのみんなはご存知だと思うけど、彼、毎日のようにブログを更新して、ブログの最後に必ず「今日の新曲」ってのを欠かさずやってて、歌詞を掲載してるんだよね。これ、本当に凄いことだと思う。ブログを更新するのすら怠惰になるのに(僕)、毎日新曲を作ることを自らに課してるという。

勿論、そんな重荷を課さずとも、いいわけなんだよ、元来。尊敬するけど、僕は真似しようとは思わないし、まあそもそも多分出来ない・・・。でもね、彼はそういう課題を自らに課したことを、誰に頼まれたでもなくだよきっと、その重いノルマをクリアしていくことを、楽しんでる気がする。時たまの偶然や思い付きでなく、是が非でも、その生きた今日という日の中から何かを含み取り、歌を作る。時には無理くりな感じになるのかもしれない。それでも、作る。きっとそうこうしている内に、彼は日々の、日常の、どんな些細な物事の中にでも、何かきらめきやドラマを見出す術を取得しているんだよね。それは、本物の詩人であり、本物のクリエイターだと思う。日々を創造的に生きている。

僕も、彼のように毎日曲を作ったりはしてないけど、極力そういうことを考えながら生きているつもりです。それが音楽に現れてると良いんだけど・・・。世界は糞みたいなことも山のようにあるけれど、それ以上の驚きや発見にも満ちているよ。まだまだ、何も知っちゃいないし、何も見ちゃいないよ。

と、いうことを、昨日彼と共演して思いました。

2014年、幸先良い門出のライヴになったよ。

金田くん、ありがとう。
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2014/1/6 | 投稿者: komori

ここ最近、またリスナーライフが活性している。音楽を聴くのが楽しくて仕方ない。

その発端として、まずストーンズ来日のニュースに感化されてのストーンズ熱再燃があった。取り分け、60年代後半〜70年代前半にかけての米南部音楽に傾倒していた時期の作品を集中的に聴いたことにより、今度はそこから南部繋がりで再びザ・バンド熱が再燃。更にジョン・フォガティなんかも聴きつつ、ルーツ・ミュージックへの興味が日に日に募ってきている今日この頃。ストーンズの「メインストリートのならず者」とザ・バンドの「ミュージック・フロム・ビッグ・ピンク」の懐の深さに想いを馳せたり。

あと、ブルース・スプリングスティーンが遂にきた。今更!いや、ずっと分からなかった、というか、勝手に構築してしまった先入観で完全に誤解していた。でも、やっと、ちゃんと出会えたよ、ボスに。今年はまずスプリングスティーンを聴き漁ろうと思う。

グラム・パーソンズ周辺のカントリーロックももっと掘り探りたい。あとハンク・ウィリアムスとか。もう一度ちゃんと聴いてみたい。

かつてレコ屋勤務だったのもあるけど、知識としては一通りかじっているものは無数にあるのだが、音楽は知識じゃない。経験として出会うもの。この日々が、世界に無数に散らばる音達とど真ん中で合致した時、それはきっと僕らにとって掛け替えのないものとなる。

そんな音楽に今年も沢山出会えたらいいなあ。

で、明日はソロにてライヴ初めですよ〜。

よろしく!

■1/6 mon
下北沢 CAVE-BE
CAVE-BE presents「月刊金田康平」
OPEN/START 18:00/18:30
ADV/DOOR ¥1,500/¥2,000(+1D)
【出演】
金田康平(THEラブ人間)
小森清貴
イエヤス
The Endcores
二瓶寛史(ステフアンドジミー)


※金田康平君が「一ヶ月の間に出来た新曲のみでライヴをやる」という趣旨のマンスリーイベントの第一回目です。

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2014/1/2 | 投稿者: komori

明けましておめでとうございます。今年も小森清貴のロックロール活動を何卒よろしくお願い申し上げます。今年の目標のひとつにブログをもっと定期的に書くことを掲げたいと思います。今決めました。なんか、毎年そんなこと言ってる気もするけど…。でも、音楽とも歌詞ともまた違う、ツイッターとも違う、言葉と思考のツール、あるいは痕跡として、ここは生涯残し続けたいので、はい、もっと頑張ります…。逢う人に「ブログ読んでます!」と言われると、「気まぐれですみません…」としか応答しようがないのもなんなので…。

で、新年1発目の記事は、これもまた元来昨年のうちにやっておきたかったんですが、「BSET DISC&BEST LIVE 2013」という内容にしようと思います。今更かよ!はい。なんか、色んな人が年末に書いたりしてるのをみて、自分もまねしたくなりました。新年早々、昨年を振り返ります…。

小森選 BEST DISC 2013
(順不動です。ぱっと思い付いた10枚。甲乙つけ難い。)

@Paradise「beatmoln flower」
ASuiseiNoboAz「ubik」
Bbloodthirsty butchers「youth(青春)」
CDavid Bowie「The Next Day」
DOGRE YOU ASSHOLE「confidential」
EBARAMON「BARAMON」
F大森靖子「魔法が使えないなら死にたい」
GBOZ SCAGGS「Memphis」
H股下89「3rd demo」
Iおとぎ話「THE WORLD」


<解説>@順不同と言いつつこれがベスト1。年末の作品ですが。俺がロック音楽に求める全てが刻み込まれていた。Aここにも俺がロック音楽に求める全てがあった。14歳の時に聴いてたら確実に翌日ギター買ったと思う。B1曲目「レクイエム」の出だしのドラムの時点で泣いた。Cマガジンが1位に上げてたが完全に賛同。逆に若者は何してんだという懸念も。D衝撃度ではこれが1番かも。E後世に語り継がれる名盤だと2秒聴いて思った。F居酒屋でウォークマンで1人聴きながら泣いた。G音がとてつもなく良い。特にドラム。HCD-Rだが、凄いクオリティ。グランジ。Iおとぎ話は全部名盤。

小森選 BEST LIVE 2013
(こちらは日付順。内容は甲乙つけ難いので順不同。ぱっと思い付いた10本。てか、感動に順位なんてつけたくないわ。)

@佐々木匡人 2/28@秋葉原CLUB GOODMAN
A大森靖子 5/13@渋谷CLUB QUATTRO
B灰野敬二 5/31@渋谷Mt RAINIER HALL
Cズボンズ 6/5@渋谷o-nest
DBRAHMAN 7/28@FUJI ROCK FESTIVAL'13
E下山+テニスコーツ+青葉市子+Merzbow 8/20@渋谷WWW
FTHEラブ人間 9/18@東高円寺U.F.O CLUB
GSuiseiNoboAz 10/12@代官山UNIT
Hmoools 12/6@渋谷o-nest
IOGRE YOU ASSHOLE 12/28@恵比寿LIQUIDROOM


<解説>@壊れかけ企画にて。お呼びして良かったと心の底から思った。Aワンマン。歴史的事件とでも呼ぶべき夜だった。B「真夜中のへヴィロックパーティー」にて。レクイエムだった。Cキングカーンの来日サポート。ムーさん脱退の日のライヴやラストライヴも行ったけど、敢えてこの日を。30分にかけられたエネルギーの爆発。まさかそんなバンドが終わる日が来るとは、その時は思いもしなかった。D万人規模のステージで観たのにライヴハウスのような臨場感。音の強度が他のバンドと余りにも違いすぎた。E奇跡のコラボ。みんながアカペラで歌う中、最後まで歌わず俯いていた秋田さんが微笑ましかった。Fピントカで出たYDO生誕祭。この日のラブ人間の5人の躍動たるや。まさかそこからピースが外れてしまう日が来るとは。でも、金田君なら何度でもその躍動を創り出せると思う。G「ubik」のツアーファイナルワンマン。同世代で、心の底から日本一かっこいいバンドだと思える。最強の3ピース。H「モールス祭」にて。継続の意志、そして世界を笑い飛ばすユーモア。バンドを続けるにあたっての大切なことを教えてくれた。Iオウガのあらゆる音楽への深き理解と愛に、俺は泣いた。



はい。おしまい。満足しました…!笑

さて、今年はどんな素晴らしいレコードやライヴと出逢えるかな?

今年もよろしく。


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