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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com
2012/11/30 | 投稿者: komori

2012年11月のライヴ、全工程終了。
どうもありがとうございました。

ツイッターがあるせいか、そもそもの己の怠惰げ原因ですが、ここにライヴ自体のことに関し書く機会も少なくなってしまったため、これから毎月、こうやって終わった月の総括として、一言、二言、思い返すことを書き記しておこうかな、と思います。自責と自戒の念も込めて。


THEピンクトカレフ
■11/2(fri) 渋谷 LUSH
『Beat Happening!VOL.841』
w/ホッタモモ、ROTH BART BARON、
国吉亜耶子&西川真吾 Duo、古宮夏希&コークスが燃えている!

大森がキーボードを導入、またエレキを手放しアコギに持ち替えての新編成ライヴ。キーボードになったが故に自分のギターとバッティングする箇所なども生じ、そこは次回以降への反省点とする。




壊れかけのテープレコーダーズ
■11/3(sat) 横浜国立大学 常盤祭
w/otori、BOSSSTON CRUIZING MANIA、トリプルファイヤー、
Σ、Emily likes tennis、and more

めちゃめちゃ盛り上がった。会場は一昨年よりも狭い教室だったが、その圧迫感や密室間が、この日の盛り上がりを助長させたのかも。概ね、教室だの、スタジオライヴだの、フロアライヴ、ステージがない環境の類には専ら強い傾向がある。今後もこういう環境で演奏し続けたい。



壊れかけのテープレコーダーズ
■11/4(sun) 國學院大学 若木祭
w/鳥を見た 他

ちょっとした運営側とのトラブルあったが、それはまあ今は昔の話。最後アンプラグド環境下思い付きで咄嗟にはじめた「見たことないうた、聞いたことないそら」は
歌ってて気持ちが良かったな。音量ではない、音楽の「大」と「小」について知る良いきっかけとなる。



コモリキヨタタカ solo
■11/6(tue) 下北沢 THREE
「スーパースリー 3周年SP」
【出演】
RYUIANxRYUIAN、コモリキヨタカ(壊れかけのテープレコーダーズ)
鈴木健介(salsa)、アンドレ(狂気)、英真也(TESUSABI)、
ホッタモモ、関口萌(Paradise/アンダーボーイズ)、土屋竜一(the highest)
羽賀和貴(咽笛チェインソ2)、ニイマリコ(HOMMヨ)

Fenderアンプからヴォーカルを出力してみたが、良かったな。イエモンの「JAM」やった。良い歌。


壊れかけのテープレコーダーズ
■11/8(thu) 新代田 FEVER
変装少年企画【夜のキャンバスvol.1】
w/変装少年、夢見てる、ソレカラ

若干雰囲気に呑まれた衒いもあり、煮え切れなさが残るライヴ。主催の変装少年のライヴが凄く良かった。ああいう愚直なまでの純粋さが、決して折れることなくこのまま続いて欲しい。カウンターメロディーを見事に絡めるギター内田君のプレイも白眉だった。彼は僕の高校の後輩でした、なんと。



コモリキヨタカ solo
■11/11(sun) 三鷹 おんがくのじかん
「BABY BLUES vol.24」
【出演】
雑魚猫タワー
太田美音(microcosm)
コモリキヨタカ(壊れかけのテープレコーダーズ)
櫻壮一郎(Bell Boy / Nippon-Paper-Parking)
キノシタナオヤ(Dots Dash / サーティーン)
大森靖子

アコースティックメインな箱でのエレキソロは音作りが難しいですね。限られたアンプの出力でどうやるか。だけどさっきも書いたように音楽の「大きさ」は音量だけじゃないから、15Wなら15Wで、100Wと変わらぬことをやるということ。急遽当日決定した大森靖子のライヴが良かったです。皆にもっと彼女のピアノ演奏を聴いて欲しい。




壊れかけのテープレコーダーズ
■11/18(sun) 下北沢 CLUB Que
クウチュウ戦1stシングル発売記念イベント
「この神秘がバーニングする」
w/クウチュウ戦、股下89

Club Queが超満員。僕等はともかくとして、クウチュウ戦のレコードデビューと股下89の復活が、完全に時代と合致したんだという、その瞬間に立ち会えることの興奮。この世代的にちょっと自分よりも若い二組の存在は、誰よりも脅威であり、そして観る度にスリリングだ。ライヴはひたすら楽しかったな。

THEピンクトカレフ
■11/21(wed) 南池袋 MUSIC ORG
THEピンクトカレフ企画『ピンク対黒』
w/HOMMヨ 2マン!!!

ピントカ初の1時間セットだったけど、あっという間で全く長さを感じなかったな。意外に、というか決して力押しのバンドじゃないから、勢い、のみではなく、長時間の「鑑賞」に絶えうる。HOMMヨにはそれを更に顕著だった。力の抜き方、時間内における力の配分が巧み。




壊れかけのテープレコーダーズ
■11/22(thu) 下北沢 MOSAiC
MOSAiC presents
『お前の心はまるみえだ vol.7』
w/THE MASHIKO、ブラウスミーポップ、プラグラムハッチ、あなた。

お客さんは少なかったけど、良い演奏が出来た。いやはや、もっと観て欲しかったよ、勿体無い(笑)モザイクの音環境や照明はかなり好き。魅せるバンドが映える箱だと思う。フジロック以来でみたTHE MASHIKOが素晴らしかった。あししのギターは水を得た魚とはこのことだと言わんばかり。



コモリキヨタカ solo
■11/25(sun) 高円寺 無力無善寺
KEBAB RECORDS presents
「ぬくもりー第七夜ー」
w/Keishi Oka、古宮夏希、カミイショータグループ

岡君の演奏がジョン・フルシアンテの1stと2ndのようで、たまげたけど、ちょっと不安になった。




壊れかけのテープレコーダーズ
■11/27(tue) 下北沢 THREE
「NEW DAY RISING!!!」
w/三上寛、Paradise、久土'N'茶谷

この日のことはまた追って改めて書こうと思う。自分達のライヴに関しては、最後「曇りの裂け目」は天国に届くように歌った。THREEは以前にも増して最近より一層爆音になってる気がして良い。
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2012/11/27 | 投稿者: komori

JIROXこと、今井次郎さんが亡くなられました。

ここを観てくれてる人ならきっとご存知の通り、壊れかけのテープレコーダーズの2ndアルバム「箱舟」のジャケットの箱舟を作ってくれた、偉大なる芸術家。

アルバムの制作で携わった以後も、ふらっとライヴに足を運んでくれたり、あと今年の1月にはゆさとのデュオで、次郎さんのイベントに出演させて頂いたりと、生前本当にお世話になりました。

今はただ、悲しさと同時に呆然としてしまっていて、言葉が出てこないのだけれども、次郎さんには、ありがとう、と、さようなら、と伝えたいです、届くかな。天国に。

次郎さんが作ってくれたオブジェ、大切に保管します。そして僕等は一緒に作り上げたあの「箱舟」という作品の曲達を、これからも大切に演奏し続けることでしょう。

Bye Bye JIROX

たくさんの夢と希望をありがとう

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2012/11/21 | 投稿者: komori

「植民地」、についての書籍を呼んだり、調べたりしている。人間の戦争の歴史とは概ねこの「植民地」思想、即ち「領域」「領土」を発端としているものである。言うなれば私達は太古の昔から陣取り合戦を繰り返しているということになる。

この「領域」という問題を考えた時、それは「ここ」と「そこ」とが別の場所、空間、そこに線引きがされているからこそ、「そこ」を「ここ」に吸収、合併せしめようという事態が生じるわけで、すべてが同一、単一の「ここ」ならば、人間に争い事は起こらないのではないのかな。言い換えるならこれは「自」と「他」という差異のことでもあるけれど、この分別の発想が、個々が自我を獲得すると言うこと自体が、憎しみや妬みを生む発端であるのだと思う。

そこでまた聖書の話に辿り着くのだけれど、エデンの園でイヴが食した「知恵の実」によってもたらされたものというのが「自我」であり、「分別」であったということは興味深い。(アダムとイヴは自身の裸体に羞恥を覚えた。それは互いが違う人間だと言う自我の分別が芽生えたがために起こったものだったという)

分け隔てられたが故に、世界の事象は「対象」と化し、そこから後天的に「征服」というものが生まれる。誰もが奪い返そうとしているのだ、かつて単一、同一であったはずのものを。だが彼等が求める桃源郷の秘宝のようなものは、もはや具現的な実世界には存在しない。この世に生れ落ち、単一の自己を持つということ自体が、そういった全体論的なユートピアの喪失の現われでもあるからだ。

だから我々の争い事は常に空虚だ。正等、正義を抱えた点在する自己が、ただ無方向に、床にばら撒かれた無数のパチンコ玉のように、衝突を繰り返しているだけのような、そんな空虚さの中で、今日も誰かが誰かを傷つけるのだろう。
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2012/11/17 | 投稿者: komori

この1週間は立て続けに刺激的なライヴを目撃する機会に恵まれた。新宿LOFTでの東京BOREDOME(取り分け、WRENCHとZが素晴らしかったな!)、代官山UNITでのWIRE来日公演、その共演のEP-4、渋谷WWWでのbloodthirsty butchers…

いずれもも、唯一無二、なんて言ってしまうと安っぽく聞こえてしまうのだが、本当に代替不能なことを追求し実践してるという、その孤高さよ! って痺れる、ブッチャーズ吉村さんがMCで「誰に嫌われたっていい」と言っていたよ、ああ、そんな清らかな覚悟を以って荒野を歩み、その純然たる結果として、WWWがいっぱいになる程のオーディエンスが詰めかけるわけだから…、本当にそれって美しい音楽の、芸術の形ではないだろうか!コマーシャリズムなどではない、終局僕等が目撃したいのは、圧倒的なまでの、オリジナルなものなのだ、有無を言わせぬまでの、「2001年宇宙の旅」に出てくるモノリスの如き存在。ポップってそういうもんでなかったか?

そして、やはりブッチャーズを観てて思ったことは、オリジナルということは、ある種の「エラー」に起因するものだということ。はじめ、我々誰もが、決してオリジナルなんぞではなかったはずだ、見習うべき、模倣すべき、対象、憧れを抱く、そうでありたいと思う、対象、がきっと誰しもに、存在するはずだ、が、しかし、それに、それらに、「なれない」、私は私であなたではない、という、間逃れえぬ事実としての断絶、その孤独が故に、個とは目覚めるものではなかっただろうか?

故にオリジナルとはエラーなのだ。辿り着こうとして辿り着けなかった、成し得ようとして成し得られなかった、道の外れ、そこには未だ名付けられすらしない新たな「道=未知」が存在しているのではないだろうか?



むかーし昔、まだ今のバンドをやる前のバンドをやっていた頃、「未だ僕は僕になれず」っていう、フレーズ、そんな歌詞のうたが、あったのを今思い出した。本当にその通りだよ。









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2012/11/15 | 投稿者: komori

「旧約聖書」ってのは恐ろしい書物だ。古の昔よりこんな思想を聖なるものとして掲げて来たならば、それは争いも起こるだろうよ。誰もが誰もの、神聖さと、正義と、を掲げるわけだが、イヴが食した知恵の実とは「分別」の実だったから、いくつもの正しさが分け隔てられ、誰のものでもない空や大地に境界線が引かれてしまう、そしてその侵犯を繰り返している、愚かなことにも。

これが僕等の自我の歴史というもの。数千年の時を経て何が進化したと言えようか? 誰もが誰もの聖なる正義を掲げ街を歩く。その無数の良民達が衝突し、互いを憎しみ傷付け合う。

今、ジョージ秋山の漫画版(といってもほぼ活字)「聖書」を読んでいるが、モーセが子供達に教えを説く場面で、「いい人ばかりだから争いが起こる、悪い人ばかりで、誰もが互いに自分が悪かった…と謝り合えば争いは起こらない」という内容があり、衝撃を受けた。

だって、というモーセだって、モーセが主と仰ぐ神だって、己の正しだを掲げているだけじゃないのか!?パラドックス!

我々はそんな聖者達の神聖なる子供達なのでしょうね。

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