壊れかけのテープレコーダーズ Official Web Site
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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com
2011/1/6 | 投稿者: komori

年末は、観るにせよ演奏するにせよライヴ漬けの日々だったが、今年はまだライヴ行ってないな、そういえば。壊れかけのライヴ始めは今週末9日。

最近は割りとゆったりした時間を過ごすことが多い。本を読んだり、一枚のレコードを歌詞カードを読みつつ、通してじっくり聴いたりしている。宮沢賢治を、また読み返している。

やはりあんまり忙しないのは、性に合わないというか、良くないなと思う。時空間を意味で充足させればいいってもんでもない。昨年は思い返せばあくせくし過ぎてた衒いもあるなと反省。もっと、いつも隙間を持っていたい。それは決して退屈さとかではなく、人気のない片田舎の停留所で、1日数本しかないバスを待つ時のような心持で。

音楽は、創作は、それは能動のように思われるけれど、やはり受動なのだと思う。古宮大志も言っていた。「俺は曲を作るタイプではなく、待つタイプ」だと。ここで各々個人とは単に媒介に過ぎない、世界を透かすための。それこそ宮沢賢治の言う「心象スケッチ」のように。そうやって生まれなかったものの大半は、だから不自然なのだ。

だけど、無論ただ何もせず待ってればいいってもんでもなく、意識の力は必要。この個の意識と既にそこにある世界との間の軋轢、軋み、歪みみたいなものが、多分これまで自分の音楽の根源だったけれど、内実は、その不和を取り払いたいとも思っているのかもしれない。

新曲をどんどん作りたい。そう思ったところで、これだというものは出来ない。天才じゃないから。ただ、つまらない歌を作ることくらいなら、僕にだって簡単に出来るよ。つまらないと分かっているつまらない歌を、つまらなくない振りをしてうたう大人にはなりたくない。

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たまにはレコ屋の店員らしいことも書こうか。
最近よく聴く盤。

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MOONDOG『MORE THE MOON DOG』
最近また聴き返している。ようやくその先見性に気付き始めた。これが2nd?50年代の音だが、ここには2000年代のバトルズに至るまでが詰まってる。


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ERIC DOLPHY『THE ARIC DOLPHY MEMORIAL ALBUM』
ドルフィーは僕にとって最早ジャズなのか何なのかよく分からない不思議な音楽。フリーがひどく定式化したことばに聞こえる程、ドルフィーの音楽は自由。このアルバムは取り分け無国籍なフレーズが良かった。あと、ポップだと思う。
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2011/1/3 | 投稿者: komori

明けましておめでとうございます。2011年。本年も壊れかけのテープレコーダーズを何卒宜しくお願い致します。

それにしても時の経過が異様に早い。昨年グッドマンのworst tasteで年越ししたのが、昨日のことでようである。今年はTHREEで撃鉄だった。

ここの所告知ばかりだったので、久々に日記を書いて年末年始1週間位を振り返ろうと思います。

12/27(月)
UFO CLUBにて壊れかけライヴ。Tempezt企画。壊れレコ発に呼んでるParadiseやMAMUSHIも出てて、それはそれは間違いない面子、素晴らしい音楽に囲まれた一夜であった。初めて観たTempezt、何処かテクノ化する前超初期のニューオーダーを彷彿とさせる、儚いメロディー。すごく好きになった。シングル買ってしまった。この日はParadiseが色々大変なライヴをやってしまったが、明日を無効にするような演奏を、僕はそう簡単に否定は出来ない。

12/28(火)
夜、またもUFO、穂高さん企画へ出向く。穂高さんソロの出演はなく、ミッシング箱庭で演奏。久々のミッシング、なぜか新曲はどれも往年のロックンロールテイストばかり。それがやけにはまってた。大柴さんがチャック・ベリーに見えた。そして、この日の最後は川染さんが見事に締めた。彼のパフォーマンスは音がバンド名の時から、いつだって最前衛のアートだと思う。なぜなら、未来を切り開くから。穂高さんは終始イケイケノリノリで、楽しそうだった。僕も元気を貰った。

12/29(水)
日中フライヤーなどを配布しつつ、夜渋谷O-NEST、豊田道倫&ザーメンズレコ発へ。かつて似たような意味合いのバンドで「カウパーズ」というハードコアバンドがいたが、ザーメンズのサウンドはその名が冠する程男臭くなく、ポップ。豊田さんの悪意と純粋さが溢れ出てて、良かった。三輪さんのエレキも冴えてた。豊田さんに規制されたらしく、あえてブルージーに弾かないのが格好良い。ザーメンズ、CDも素晴らしい。カセットMTRで録音したというこの作品。ピークで歪んだ音がごちゃっと塊になる、あの感じ。


12/30(木)
壊れかけでタワレコインストア。ライヴは慣れぬ環境で苦戦し必死感丸出しだったと思うが、何とかお客さんの温かさに助けられ、やり遂げた。僕等の後、トリのラブ人間が圧巻のアクトだった。過剰なまでの意志は、ことばを超える気がした。イベント自体は終始大盛況。出演者達のCDも飛ぶように売れ、「奮い立てCDショップ」というタイトルの冠する通りになるなんて、なんて素晴らしいことなんだろうね。関わってくれた皆さん、どうもありがとう… これからも奮い立たせよう。

12/31(金)
大晦日。壊れかけ新宿Motionにて、念願の初SWAN SONG COUNCIL出演。思えば2010年、Motioでは2回壊れかけ企画をやったし、他にもTOKYO NEW WAVEを始め様々なイベントに出演するなど、間違いなく1番お世話になった場所で年の最後を締め括れて本当に良かった。PA、照明共に信頼のスタッフ。リハ無しにも関わらず完璧な音環境。お陰様で、集大成とも言えるライヴが出来ました!ありがとうMotion!

そして、その後は盟友達の出演に後ろ髪引かれつつも、次なる舞台下北沢THREEへ移動。カウントダウンは撃鉄。勿論大盛況。こうやって皆で音楽続けながら、音楽の中で年を越せるってのは、いいね。で、その後はsalsa→壊れかけ→Zewsと来て、BASEMENTで大トリTHIS IS PANIC。幕張帰りのディスパにステージは、プロだった。訓練と経験の賜物だった。自分達の演奏はなかなか良かった。

で、実は新宿に戻り最後の明け方about tessを観たかったのだが、最早その気力も体力もなく、のこのこ下北組の初詣に着いて行き、おみくじが大吉でやったーとか抜かしつつ、帰宅、爆睡。

1/1(土)
そして新年初日は睡眠だけで終わったのであった…


ということで今年も宜しくお願いします。
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