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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com
2009/11/30 | 投稿者: komori

諸々作業。ライヴ音源の編集など。

俺はこんなもんじゃない『2』のDISC2(ライヴ音源)を聴く。昨日書いた「何なんだこれは」というライヴ盤の代表的作品。恐らくテレコで録ったものを編集したのであろう、歪んだ音の塊が、隕石のように振り注ぐ。これの「7拍子」は本当に壮絶極まりなく、特に演奏に興奮した観客の歓声が凄い。感極まっていたのだろう、それは歓声というより、むしろ動物の雄たけびだ。その血の気が、確かに、記録されている。


急に活字離れが甚だしいのではないかという懸念が脳内をよぎり、近所の古本屋で中上健次『鳥のように獣のように』とい文庫を、タイトルがロックぽくて格好良かったから購入。最近、本は大体タイトル買いである。


この間茨城でやった時に見ていてくれた女性から、メールと、添付ファイルで絵が届く。彼女は芸術家で、壊れかけの音の世界を絵に表してくれた。素敵な絵だった。許可を得てないから勝手にはのせられないけど、紹介したいところだ。音を聴いて彼女から絵が生まれたように、それを見た僕もまた音楽が生まれる。循環がある。日々何かが更新されていく。

新しい曲が、生まれそうだ。

明日は放浪の男・枡本航太さんがいよいよ東京にやって来る。グッドマンに出迎えに行こうと思う。


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2009/11/29 | 投稿者: komori

突発的に、机を買った。そして、発作的に髪を切り、部屋の整理整頓やら、名前もつけぬまま溜まりに溜まった壊れかけライヴ録音のデータの整理整頓などもし、そして先週位に突発的かつ発作的に思いついた案を、冷静にまとめあげる作業を、行った。

来週12/4のイベント、来場者には特典さしあげます。
お楽しみに。

ずっと、部屋にいたい、と今日は思った。
多分、机を買ったからだろう。

いろいろCDを買ったが、60%くらいは、やっぱりいらないものだったが、いいものもあった。取り合えず「欲しい」ものよりも、「安い」ものなら何でも買う。数打ちゃ当たる方式の買い物。自分も音楽やっててCD出してるくせに、新譜を全く買わないのは、どうなのだろうか…。

「KVHW」という、多分かなりマニアックなジャムバンドの、なんかよく分からん胡散臭いライヴ盤は、とても良かった。Steve Kimockという人のギターは、素晴らしく良い。ジェリー・ガルシアに通ずる。あとピンク・フロイドのこれまた良く分からない68年だかの、まだシドがいたころのライヴ・ブートも、音質が潰れてて悪かったが、そういうの好きなんだな。ただならぬ雰囲気が味わえた。別に鑑賞に耐えうるものじゃなくても、一聴して、なんなんだこいつらは、と思えるような、そういうのってある。だから、ライヴ盤だのブートだのって、面白い。

そういうものを、今、作っている。
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2009/11/28 | 投稿者: komori

11/27のこと

この湧き上がる、込み上げる想いを忘れぬうちに書き記しておこう。忘れた頃に書くのは、それはそれである程度時差による冷静な俯瞰みたいなものも生じて、よいのだろうが、今日はそんな気分じゃないのだ!

夜、バイト後、UFO CLUBへ。オワリカラのベース・津田さんの企画「あまり賢くなるな。貧しくなるだけだ。2。アシッドフォーク祭」にお邪魔しました。最高に面白いイベントだった!と言い切ってしまいたい。どの出演者も、それぞれ違うベクトルながら、各々の演奏をストイックに、孤独に、突き詰めている方々ばかりで、一見散漫としてるんだけど、そのエネルギーの総体が同じ地点で結ばれてるような、イベントとして最も理想的な、素晴らしい夜だった。贅沢した気持ちだ。

そんな津田さん率いるオワリカラも出る12/4の『夢の島〜』も、そんな風になれば、最高だ。ju sei、枡本さん、デーモンズも、どんなことをやらかしてくれるだろう?楽しみだ。

そういえば、今日その会場で偶然、ある女性に、凡そ2年振り位に会った。もう解散してしまったのだが、僕が大変敬愛していたあるバンドのメンバーだった方だ。(本人の希望により、名は伏せます。)そのバンドは当時ほぼ自然消滅のような感じで音も立てず姿を暗ましてしまい、メンバーが皆それぞれどうしてるのか、ずっと心配だった。が、今日再開したその女性は、とても元気そうで、溌剌としていて、勝気な雰囲気は、2年前と何も変わってなくて、ほったした。多分、当の本人はいろいろ、変わったんだろうけど。そうだ、自分だって変わった。だけど、変わらないと思える何かが確かにあるというのは、それだけで、嬉しくなるものだ。ずっとその人のことや、彼女がかつて在籍していたバンドのことを、好きでいられるだろうから。


不思議だと思う。こういうことは。


それと、敬愛するバンド「CAUCUS」が、凄い偉業を成し遂げたぞ!嬉しくて腰抜かしそうだ!アメリカまで応援に行こうかな!?
http://sxsw.com/music/shows/bands/
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2009/11/27 | 投稿者: komori

11/26

夜は壊れかけ練習。12/4に出来るなら是非やりたいと思ってる新曲を詰めているのだが、ちょっと雲行きが怪しくなってきたかも…。もう1週間後か。せっかくだし、なんとか披露したい。間違いなく、良い曲だ。壮大かつ、叙情的なメロディーと、ハードさを兼ねそろえた楽曲であり、ツェッペリンで言うなら「天国への階段」、メタリカで言うなら「ONE」、アルバムの曲順はA面のラスト、って感じの曲だ。あと個人的にギルモアの「Shine On You〜」におけるソロのようなギターを志している。ああ、ライヴでなんとか、やりたい!間に合うか!!?


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あと、朗報をひとつ。TOWER RECORDのフリーペーパー「bounce」の最新号の「日本のロックの明日〜2010年(代)のロック・シーンを掻き回すバンドはコレ!〜」というオモシロ特集に、壊れかけ選出されております。これは大変光栄です。ありがとうございます!是非タワレコ行った際には、手にとって見てみて下さい。表紙は大橋トリオ。僕等の上には「踊ってばかりの国」、下には「FAR FRANCE」が!新し物好きな方は、要チェック。なかなか的を得ていて、読み応え十分です。

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2009/11/25 | 投稿者: komori

本を結構売った。学生時代バイトしてた吉祥寺の某古本屋にて。取り分け、ビート・ジェネレーション関連の詩集やら著作やらユリイカやらを結構持っていたのだが、全部売り払った。これらは、大学の卒業論文でビートやカウンター・カルチャーを研究していた頃に読んでいたものだが、結局卒業してから2年間も開いてないし、なんか、もういらないと、ふと思ったのだ。どれも紛れもなく大好きなんだけど。だけど、かつて紙面で読んだ世界というものを、今現実に自分が生きていると思えたから、また恋しくなるかもしれないけど、今は手元にいらない。言葉は世界へ足を踏み出す大きなきっかけとなるが、それを単に分別のための道具として捉えてしまうのはつまらない。豊かな、言葉は、生きていることと同時に発せられるのだろう。そういうことを僕はかつてビートの本なんかを読みながら考えていたのだが、彼等の文体のような躍動を、僕は音楽で実現させたかった。研究対象としてではなく、ビートの描いた世界を、生きたかった。そして徐々にそれを実践出来ていると思えてきた。躍動の日々。窮屈な象牙の塔は、もう崩壊した。だから、しばし、さようなら。


最近聴くCDは80%くらいが、ピンク・フロイドである。本当に大好きだ。フロイドは、初めて聴いたのが15歳の時だったから、もうかれこれ随分聴いてることになるけど、今改めて、というか、はじめてフロイドの本当の良さを知った気がする。はじめはやはり『狂気』とか、あの辺の時代から入ったのだが、次第にシド・バレットの無垢で奇天烈な感性に傾倒してしまい、バレット時代以外のものを一時期全部売り払ってしまった。これは若気の至りと呼ぶ以外、何ものでもない。後悔しつつ、今また新たな気持ちで、新譜を買うような気持ちで、買い戻している。シド・バレットは勿論天才・奇才以外の何ものでもないが、バレットの世界観にばかり傾倒するというのは、成熟を拒否することと同義でもあり、ある種の自己陶酔ですらあると思える。バレットのうたは幼児期のような、突き抜けた感性そのものであるが、だが、彼を失ってからのフロイドは違う。要は、冷徹なまでに、大人なのだ。夢から覚めた後の、孤独な冷徹さ。自らの成功と並行して、世界や、時代と対峙しなければならないという必然性がある。それはバレットの観ていた世界像とは確実に違うのだ。もっと、恐るべき客観性というものがある。それは、自らが作り上げた、自己を超えてしまったあまりにも巨大な自己(像)と向き合い続けねばならないという、果てのない、業のごとき客観性である。そして、そこではじめて、フロイドの音楽が、紛れもないブルースだということが、分かった。対立する事象同士の間の軋み、歪み。それらは二項のどっちにも定住出来ないという意味で、つねに彷徨っている。そこから生まれるもの以外、ブルースとは呼べないだろう。
取り分け、『炎〜あなたがここにいてほしい〜』の「Shine On You Crazy Diamond」のイントロにおけるギルモアのギターは、もはや奇跡としか言いようがない。

そういえば昨日Motionでオワリカラを観たが(毎度、良い!)、タカハシくんのギターのトーンやフレーズ、チョーキング具合にギルモアの影響を感じたので、終演後「フロイド好きですか?」と聞いたら、大好きだと言っていた。来週のヘヴンズ、楽しみだな。昨日はあと都心も出てて、よかった。その名の通り都心って感じの、冷めてて鋭い音だ。


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