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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com
2008/10/21 | 投稿者: komori

ブログの更新がずっと滞っていた。どうもこういうものは自らの惰性が祟ってか、元来苦手な性分である。世の多くのバンドマンさん達は(何もバンドじゃなくともよいんだが)皆ウェブへの反映が迅速で毎度感心する。ということで重い腰を持ち上げ更新しました。大体現在決まっている年内のライブ予定なんかアップしたので、見ておいて。

ところで、ここ最近大きな発見というか、覚醒があり、それは中野ブロードウェイの階段の壁に、子供達の描いた「夏休みの家族との思い出」的な絵画作品が展示されているのだが、それを鑑賞している折に私はある一つの事実に気付いたのです。それはきっぱりと3才までは世界には輪郭というものがないのではないか、という一つの仮説でした。そこに展示されたわずかな数の作品からデータを抽出するのもいささか乱暴ですが、それは確かなものであると私には思えてならないのです。個々の画力云々を別にしても、4才以上の子供たちの絵には、人間の肌の色と海の色は違うとか、ぼく(わたし)はお母さんでもなければ犬のポチでもない、分離したぼく(わたし)であるということが、明確に表されています。しかし3才以下の子は違います。大体あやふやな円形の殴り書きのようなものが殆どで、それを大概私達は未発展段階の成長過程の初期形態として捉えます。だけど、果たしてそれは、正に3才以下の子供たちにとっての世界の写実そのものだとしたらどうでしょう。よく人の記憶は3才から始まるといいます。つまり、私達は彼等くらいの年の頃に見ていた風景というものを覚えていません。それは私にとって驚愕というよりある種の恐怖でした。実は、今まさにこうやって把握している世界像とは全く違う世界が存在している。それは、分化する前の卵のような状態の世界なのです。それを生まれてまもない子供たちは知っているのです。そのたった一片を、私は彼等の絵画から垣間見ることが出来たのです。
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