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小森清貴 solo Album『カトレア』発売中 詳細

小森清貴 Twitter @kiyotakakomori
連絡先 kiyotakakomoriofficial@gmail.com
2008/8/24 | 投稿者: komori

前回の日記にて家が蒸し風呂のように暑いと書いたのも束の間、盆も過ぎあっという間に涼しげな秋の訪れを待つ陽気。高円寺阿波踊りも生憎の雨だったね。都合により終わった頃行ってみたけど、それでもやはり凄い人だかりで、皆はめ外してて、人間たかが踊りでこれほど高揚するものかねと思うも、不思議と高揚するんだよね。この僕等の細胞の単純さは、嫌いじゃない。神秘的なことだと思う。踊りを見れず仕舞の僕は、小杉湯というミルク風呂で有名な銭湯に行って、風呂上りのビールを祭りの残骸のごとき出店で購入し、帰宅したよ。

で、早速夏も過ぎ去ろうとする最中、先日LUSHで初披露した夏の始まりを告げる新曲の歌詞をここに載せておこう。若干季節に乗り遅れたが、とても気に入ってる曲なんだ。オルガン・ユサを初全編メインヴォーカルとして起用。またやるから、是非ライブに足を運び耳を傾けて欲しい。

「生まれる」 words&music by komori

つたない手が確かめるは まだ知らぬ形の感触
あいた口にそれを運んで 君は世界へと生まれる

かつて出会うことのなかった 鉄屑や木々や恋人達
今宵、同じ風に吹かれて 出会えれば音が生まれる

芽吹きのようなその呼吸に 
パズルみたく言葉当てはめるより
血に通う白亜紀の思い出 蘇れ 歌が生まれる

永い永い眠りのあとで 僕等はまだどこにもいないから
通り雨を抜ければ夏が これから僕等生まれる
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2008/8/20 | 投稿者: komori

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何度か企画にも呼んで頂いたり、こちらの企画に呼んだり、オルガンのユサがサポートで参加したりと何かとお世話になってる「パスカール」。そんなパスカールのお2人がこの度ミニコミを作り、なんとその記念すべき創刊号に我々の紹介が記載されてます。いやはや、嬉しい限り。「ヨシダシオリの友達ウィキペディア」というコーナーです。私も先日頂いて読んでみたんだけど、これが実に読み応えがある、これぞ髪媒体の底力と唸り上げたくなる愛情の篭った素敵な冊子です。"パスカール偉人伝・第一回「The Shaggs」"、"しおりのエッセイ劇場「父、保護される」"などなど、ライター顔負けの本格レビューからパスカールの家庭の事情まで垣間見れてしまう笑うに笑えない実にスリリングなノンフィクションまで、充実した内容です。

現在ライブ会場と中野ブロードウェイの「タコシェ」に置いてあるとのこと。無料。盆も過ぎ、迫り来る秋の夜長に控え、是非一度手に取ってみては?

パスカール、ありがとう
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2008/8/9 | 投稿者: komori

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いる、今。なぜかというと自宅が蒸し風呂の如く暑いからだ。つくりが古いせいか何なのか知らんが、エアコン一応あるんだが、これが付けた途端にブレーカーが飛ぶという代物で、引越しして初の夏を迎えたわけだがこいつは誤算だった。で、ちょっと集中して取り掛からなきゃならない業務なんかがあり、この快適かつ極めてストイックな気持ちになれるネットカフェにて、その作業を行っているというわけだ。しかし、最近暑さのせいかもしれないけど、なぜかインターネットが蒸し蒸しする。YouTubeなんか見た日には、「やってしまった…」と、中学生の頃本当はギターの練習をしなきゃいけないのに、TVゲームをやってしまった…というような、何とも寂寥たる気分に陥ってしまう。マーシャル・マクルーハンというメディアン論の学者が、メディアには「ホット」なメディアと「クール」なメディアがあって、彼によれば「ホット」は参与性が低くそれ自体で完結されてるもの、逆に「クール」は参与性が高く相互補完的なものらしいが(例:文字言語と音声言語とか)、もう僕にとってもしかしたら一過性のことかもしれないけど、インターネットはもうとてもホット。というよりも、なんかもう暑い。世界。充足されすぎているから、意味とか、中身とかで。で、もっと空っぽでそのぽっかりあいた穴に涼しい風が吹いて欲しくてルー・リードとジョン・ケイルとニコの72年のライブ盤を聴いた。ヴェルヴェッツファンを自称しておきながら全く今まで存在を知らなかったが、これがまた最高で、なんかこう死んだような冷ややかさで生きていけたならと、ちょっと憧れた。
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2008/8/6 | 投稿者: komori

赤塚不二夫が亡くなった。6年もの間、闘病生活を送っていたそうな。自分が一番赤塚漫画を腹抱えて笑いながら呼んでいた時期に、彼はベッドで身動きとれず眠っていたのか。それは今思うと、とても不思議なことだな。バカボンのパパやア太郎は、皆元気でぴんぴんしてるもんな。死の代償にはいつも生があるような。そうじゃなければ、僕等は初めから死んでたのかも。

11日のナインスパイスでのライブは、あと一バンド、フランスのアシッド・フォークの方が出るそうな。僕等はとりで、9時くらいから。
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2008/8/2 | 投稿者: komori

夏休みに突入したらしい子供等は平日の朝型から、おろしたてのビーチサンダル履いてプールへと出かける。プールの時に用いる(おそらく他家庭的な用途等皆無であろう)、あの独特の、体を筒状に一巻きしゴムで固定することの出来る、あのタオル。あれ、なんていうの?男の子は腰に巻き、女の子は首から体全体を覆うようにして、各々パンツを脱いだり、水着を着たりするわけだ。で、それには流行のアニメや戦隊ものの絵柄なんかが描かれていて、そういうのがSEIYUの3階子供服売り場なんかに陳列されてたりして、で、みんなそれを用いて着替えを行うわけだが、そんな時、そのアニメだなんだの描かれたゴム付きタオルではなく、普通の、おそらく家庭共用であろうバスタオルを腰だなんだに括り付けて(ゴム付きじゃないからずり落ちぬよう、丁寧に)、着替えしてた奴っていて、なんだか彼等がやけに大人びて見えたものだった。やがてそれは手ぬぐいへと変わり、もはや身を隠す用途なんて失われている。今や、誰もが素っ裸でこの世界に訪れし夏を謳歌しているわけだが、果たして、あの、プールのバッグを柔道着のごとく肩にさげた子供達は、一体何を隠しているのだろう。秘密に満ち溢れているものに、未だ心ときめいてしまう。あまりにも、露わに、全て説明され、わかってしまったら、それは嫌なんだろう。
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