
昨日はサディスティック・ミカ・バンドの映画「sadistic mica band」の試写会を見るために半蔵門のTOKYO FMまで行って来ました。
試写会は100組200名の招待で、他にマスコミ関係が100名ほど来ていました。僕と彼女は前の方の席に座りました。
トノバンこと加藤和彦さんのトークがあるという事で、そういえば先週は五反田のゆうぽうとで見たカフェ・ブレッド&バターのライヴでもトノバンを見たなあと思っていると、予定時間の7時を少々過ぎたあたりに司会者が出てきて、トノバンの登場です。
トノバンがしばらく「大腸がん撲滅キャンペーン」の事を話しました。「大腸癌は20年前の2倍に増えている」「早期発見されればほとんどが助かる」「検査は痛くもかゆくもないし恥ずかしくない」「40代から増える病気」「自覚症状がほとんどないので検査を受けて早期に発見する事が大事」というお話をしていて、僕の母も2ヶ月前に大腸癌の手術をしましたので、感慨深く聞きました。
舞台にはこの2人しかいませんが、マイクスタンドは3本立っていて、イスは5脚あります。始まる前に彼女と「幸宏とか出てくるといいなあ」と話していましたが、映画の話になる前に、司会者が「イスが5つあるという事は…」という話をして、舞台にドラムの高橋幸宏さんとベーシストの小原礼さん、それに映画監督の滝本憲吾さんが登場しました。
うおおお!幸宏だ!小原礼さんだ!と、思わずコーフンです。
ここからは約20分ほど、映画の裏話や見どころなどのお話になりました。
ひとりずつ映画の事を聞かれた時、小原礼さんがやってくれました。
司会者「小原礼さん、この映画の見どころは?」
小原礼さん「(腕組みして)特にないです」
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「
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ビバ!!小原礼!!
他にも、幸宏さんから「映画にできない会話の内容などが大量にあるから、そのうちそれをまとめて映画にして僕らだけで見たい」とか「トノバンと髪の毛の話ばかりしてた」とか「前回の再結成の時にはトノバンはほとんど何もしなかったけど、今回はかなり頑張った」とか「トノバンは大量の調理器具や食材を持ち込んでずっと料理をしていて、料理のジャンルごとに調理の時の服も違ってた」というような面白い話もたっぷり聞けました。
小原礼さんの話はとにかくウケていましたが「特にないです」も連発し、司会者から「そこから離れて、ちゃんと話してください!」と言われていました。
ギターの高中正義さんに関する話も興味深かったです。「彼はいつの間にか帰っちゃうし、独自の世界に生きている」という風にトノバンが紹介していました。
約30分のトークが終わり、プレス向けの写真撮影の後、映画が始まりました。
まだ公開前ですので、あまりネタばらしはやめておきますが、これは30代や40代、50代以上でクリエイティブな事をしている人でしたら見てみると良いと思います。僕はかなり感激しました。
特に心に響いたのが幸宏さんの「若かった頃は、このグルーヴは演奏しきれなかったけど、この歳になったら創り出す事ができた。それは枯れたのではなく、年齢を重ねる事で血になったんだ」という話でした。
あと「音楽性が違うとか言ってもしょうがない。他のメンバーから違うものが出てくるから面白いんだ」という話も、そうだよなあと思いながら聞きました。若い頃って、どうしても異質なものを排除したがる傾向にありますものね。
ストラトキャスターを弾く高中正義さんも実にカッコ良かったです。特に、リード・ギターを弾いている途中に1弦が切れてしまい「ありゃま!」というポーズを取った後に、弦が切れたままでより激しくリードを弾き続けるシーンにグッときました(このシーンはWOWOWで放映されたライヴ映像でも確認できます)。
レコーディング風景では独自の世界に生きる高中さんの雰囲気がたっぷりと感じられて、ああいう大人になりたいなあと思いました。
面白かったのが、奥田民生さんが共演について「僕にとってはビートルズに入るようなものです」というコメントをしていた事でした。この例えは結構聞きますが、最高に光栄だという意味で間違いありません。
それから試写の前のトークで監督さんが言っていたのは、メンバーそれぞれ色々な場所でのインタビューをしていますが、トノバンだけは自宅で撮影していて、それはもうスゴイ部屋なので見て下さい、という事でした(実際スゴかったです)。
観客の拍手と共に映画が終わり、会場を出ようとしたら、入り口で多くの人が何かを撮影しています。のぞいてみると、映画のポスターにメンバーの直筆サインがあり、それをファンの人たちが撮影していたのです。もちろん僕も撮影して参りました。
その向かいには監督の滝本憲吾さんがいて、観客の要望で気軽に写真撮影に応じていました。一緒に写真を撮ってもらった人がお礼を言うと「いえ、こちらこそありがとうございます」と丁寧に対応していて大変に好感を持ちました。
帰りは彼女と食事をしながら、ずっとミカ・バンドの話をしておりました。さて、これからWOWOWでやったミカ・バンドのライヴをまた見ますので今日はオシマイです。
この映画は10月13日(土曜)から、有楽町2丁目「シネカノン」で上映されます。
関連文章です:
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サディスティック・ミカ・バンド」
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