神(至高のお方)がお造りになられたこの世の中は、
絶対に、楽をして生きていくことはできない世界であるのです。
この世の中には、実に、様々な職業の
様々な人達が存在していますが、
楽をして生きている人間は、1人もいないのです。
本当に、小さい、幼い子供は別ですが、
それ以外の人達は、誰も、楽をして生きてはいないのです。
ですから、まず、必要なこと、大切なことは、
「楽をしたい」「楽をして生きたい」といった考えを、
完全に、捨てることであるのです。
「楽をしたい」「楽をして生きたい」といった願望を持ち続けるならば、
その人は、いつでも、欲求不満になってしまうのです。
なぜならば、この世の中は、絶対に、楽をして生きられる世界ではないからです。
「楽をしたい」「楽をして生きたい」といった意識を捨て去ることが、
人間の幸福への第一歩であると、私は、考えます。
この世の中は、絶対に、楽して生きられない世界。
けれども、この世の中は、辛くて、苦しい、地獄のような世界であるか?
と言うと、それは、全く違います。
この世の中は、そんなに、辛くて、苦しいばかりの世界ではないのです。
この世の中は、結構、楽しい世界であるのです。
この世の中は、本当は、喜びに満ち溢れている世界であるのです。
昔の人は、よく自分の苦労話を自慢したりしましたが、
苦労というものは、実は、全く何の自慢にもならないものなのです。
人生において、苦労が多いというのは、
その生き方なり、物の考え方なりが、
必ず、どこか間違えているところがあるから、苦労をするのです。
間違えているから、苦労するのであって、
間違えていなくて、正しい生き方、正しい考え方をしていたとしたならば、
それほど、苦労はしないはずなのです。
つまり、苦労が多い人間というのは、
その自分の間違えに気付かない、
無知で愚かな人間であるということです。
ですから、苦労を自慢するような人間は、
自分の無知、愚かさを自慢しているだけだということなのです。
人間は、誰でも、赤ん坊の頃があります。
赤ん坊の頃の私達は、悩み苦しみには、全く無縁な存在でした。。
そして、赤ん坊の頃の私達は、常に、幸せに包まれていて、
そして、楽をして生きていたはずです。
しかし、人間は、成長をしていかなければいけないのです。
人間は、赤ん坊の頃に、留まっているわけにはいかないのです。
人間は、年齢と共に、成長をしていかなければいけないのです。
そして、もう2度と、赤ん坊の頃のように、
楽をして生きていくことはできないのです。
この世の中は、絶対に、楽をして生きていくことはできない世界。
しかし、この世の中は、決して、辛くて、苦しい世界ではない。
この世の中は、楽しい世界。
この世の中は、喜びに満ち溢れた、素晴らしい世界。
そして、その楽しみや喜びは、人間が努力をすることによってのみ、
手に入れることができるのです。
この世の中は、人間の努力によって、
いくらでも、楽しさ、喜び、幸せに満ち溢れたように、
なることができる世界であるのです。
合 掌
ジョージ・アーナンダ・クリシュナ
George Ananda Krishna