■ボランティア続々 入善・芦崎、復旧へ町民225人■
県東部沿岸を襲った高波発生から三日目を迎えた二十六日、最も被害が大きかった入善町芦崎地区では朝から、町などが募った町民ボランティア二百二十五人が、消防団員らと協力し、被災者宅の清掃や土砂の排出作業などを行った。深いつめ跡が残る同地区は「避難勧告」が継続されているが、復旧に向けた支援の輪が広がっている。
高波が収まり、二次災害の危険がなくなったことから、入善町と町社会福祉協議会は二十五日、避難所に指定されている町農村環境改善センター(同町東狐)に「入善高波災害ボランティアセンター」を設置した。二十六日は午前八時ごろ、同センターに、呼び掛けに応じた各地区の区長会や同協議会、町民生児童委員協議会などから、当初見込みの百二十人の倍近い二百二十五人が集まった。
雨が降る中、二十一班に分かれたボランティアたちは、支援要請があった被災者宅二十一世帯へ向かった。家屋内の清掃や、家の周囲に散乱したごみの収集、側溝の土砂排出などを行った。入善漁協前で、炊き出しも手伝った。
同日は森富山市長と佐伯光一同市議会議長、舟橋立山町長、金森舟橋村長が入善町役場を訪れ、米沢入善町長らに見舞金を贈った。同日午前、水産庁の職員が被害現場で、災害復旧に向けた調査を始めた。
■県、被害の詳細調査
県は二十六日、災害の復旧に向けて被害状況の詳細な調査を急ぐ考えを示した。把握が容易な陸上から進め、離岸堤など水面下の調査が必要な海岸部の調査も早急に進める。
午後零時半過ぎには、県庁四階の大会議室で第二回高波被害対策会議を開き、これまでの被害状況を報告。応急対策などを話し合った。
午前に開かれた県議会経済建設委員会で、県内での被害状況を示した。雨晴海岸(高岡市)の西突堤先端で消波ブロックの沈下を確認するなど県西部でも被害がみられることを報告。
道路の規制では、高岡市伏木の臨港道路、伏木万葉一号線で五百四十メートルの通行止めとなっていることや、県道入善・朝日線の朝日町元屋敷−宮崎間二・五キロで、道路の陥没のため一部片側交互通行になっていることなどを説明した。規制の解除時期は現時点で未定とした。
■高岡・国分で小屋全壊
県消防・危機管理課は二十六日午前八時現在の高波被害状況をまとめた。入善町で軽傷が五人増え、合わせて死者二人、重傷一人、軽傷十五人となった。
建物の被害は新たに高岡市国分港の網保管小屋が全壊したことが判明。入善町でも一部損壊が十一棟あることなどが分かった。
住宅や倉庫、小屋などの被害は全壊八棟、半壊九棟、一部損壊二十七棟となった。
国土交通省黒部河川事務所も管轄する朝日町から黒部市の海岸保全施設について高波による被害状況をまとめた。
入善町神子沢で護岸堤が約二十五メートルにわたって倒壊するなどし、同事務所は同町下飯野から古黒部までの数区間で海岸付近への立ち入りを禁じている。
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地元のボランティアさんだけで対応できるならそれが一番良い形だと思います。
外からのボランティアさんや経験者が入ると、今の流れではそうしても外からのやり方を押し付けられることが多いようですし、余計なもめごとも起こっているようですので・・・。
地元の方たちで対応すれば、仮にもめごとが起こっても地元だけで対応すれば広がらずに解決するはずですし。
このまま地元だけで作業等の対応ができるのであれば、県外の支援組織は「金銭的支援」に専念して欲しいものです。
もしかして、そういう団体の方々は「自分たちが現地に行き、自分たちの意向に沿った形」のボランティアセンターでないと金銭的支援もしないのかな?
そこにお金を出している人々はそういう支援のやり方を望んでいないはずですが・・・。
どうやら「自分たちのお金」と勘違いしている支援団体が多いようですね。
現地の1日も早い復旧を願っております。

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